好きな社会情勢10選⁈ 日本傷だらけだけど

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

 

今の日本を思う時、厳しいことばかりが思い起こされてしまう。

少子高齢化、❷巨額の財政赤字、❸数十年に一度と言われる気象異常が毎年起こる、❹労働生産性の低さ(OECD加盟国の下位を低迷)、❺他の先進国は順調に上がる賃金が日本ではちっとも上がらない、❻非正規労働者を多数生み出してしまった社会と全体としても労働者低賃金ゆえ、家庭を持つことを躊躇う環境、❼離婚率の上昇、ひとり親家庭の貧困につながっていること。

このように社会経済情勢を俯瞰するにつけ、日本は崖っぷちではないかと思ってしまう。

 

だけど今を憂うということは、日本に勢いがあった時代に生きるならばもっといい思いをできていたのか考えてみる。

かつて日本が隆盛だった頃と言えば、電子機器を中心に日本製品が世界を席巻しジャパンアズナンバーワンと言われていた今から30年余り前、所謂バブルの頃がそうだろう。

その時の生活といえば、

スマホは勿論のこと携帯電話も存在せず連絡は固定電話・公衆電話、FAX、手紙の時代だった。世の中の情勢を聞くのはTVと新聞からでSNSのような個人で世の中に発信する術はない。会社員は24時間働けますかと言われて終電近くまでの残業当たり前の時代、家庭優先しますなんて言った日には出世を諦めた変わり者と見られる。女性社員は職場の花と言われ(まともな戦力に見られていない)おやじ社員からのセクハラにもあう。職場の事務所は煙草の煙でいつもモクモクの常時受動喫煙状態。また当時は配偶者が不倫しようがDVがあろうが世間的に離婚に踏み切りにくかったし(そのくらい我慢し ろと自他ともに認識させられる)、また親を高齢者施設に預けるのは世間体が悪かった(親の面倒も見ないのかという目で見られる)

等々。こんな時代がお好みか? そうじゃないよね。

 

バブルの頃と比べて今の人々は、

スマホSNSでリアルタイムで世の中とつながる、❾仕事三昧よりも生き甲斐追求への周りの理解は向上しただろう(賃金は別として‥)、❿女性への世間体的見られ方の改善。例えばDV夫との離婚で自分が責められることが減ったであろうことや昔の女性の三従(結婚前は父に、結婚後は夫に、夫の死後は子に従え)の当然視が無くなったこと。

10選を超えたので番外だけど、●駅のトイレが綺麗になったし高速道路のSA・PAでは超絶綺麗なトイレもある(インバウンドの観光需要と関係しているのかな)。

 

結論

日本は今傷だらけだけど、過去の隆盛時を私は生きたいとは思わない。

今を生きたいよ!! 様々な困難に対峙しながら!

 

2021年10月17日